旦那の態度が冷たいと感じたら、まず浮気を疑う人は多いのではないでしょうか。
しかし、実際は浮気ではなくちょっとしたことが原因になっている可能性があります。
浮気を決めつける前に、まずは考えられる原因に対して一つずつ行動して、態度が改善されるか試すことが大切です。
旦那の冷たい態度を改善できれば、同じ失敗を繰り返さず夫婦仲を良好な状態にキープできるようになりますよ。
この記事の目次
旦那が冷たい5つの原因
旦那が冷たいと感じたら、考えられる原因を一つずつチェックしてみましょう。
1. 単純に疲れているだけ
人は疲れやストレスが溜まっていると、周りの人に優しくできなくなることがあります。
旦那さんは最近仕事で忙しくしていませんか?
仕事で疲れている、またはストレスが溜まってあなたに気を遣う余裕がないのかもしれません。
- 新しいプロジェクトが始まった
- 重要なポストを任されるようになった
- 仕事や人間関係がうまくいっていない
仕事について夫婦で話すことが少ないと、旦那さんは仕事の愚痴や悩みを一人で抱えることになります。
もし自宅で晩酌するお酒の量が増えていたり、酔っ払って帰ってくることが多かったりするなら、お酒で仕事の疲れやストレスを発散している可能性が高いです。
2. 子供にヤキモチを焼いている
男性には自分の子供に対してヤキモチを焼いたり、自分が構ってもらえないと寂しさを感じてしまう人がいます。
旦那さんがあなたに冷たくする態度の裏には、子供だけではなく自分にも構って欲しいという気持ちが隠されているかもしれません。
旦那さんが冷たい態度をとるようになったのはいつからですか?
お子さんが生まれてから、お子さんと過ごす時間が前より増えてからなど、あなたが育児に時間を取られるようになってから冷たくなったなら、原因は焼きもちや寂しいからかも。
3. 妻の発言に怒っている
普段旦那さんに否定的な発言や強い物言い、馬鹿にした物言いで接していませんか?
旦那さんが言ったことに対していつも「でも」と否定したり、旦那さんが褒めて欲しいと思って発したことに対して「どうせ〜でしょ」と軽く扱ったり、、、。
普段はあなたの発言をニコニコ聞いている旦那さんも、我慢できず機嫌が悪くなっているかもしれません。
4. 妻の大変さに気づいていない
もしあなたが何かに悩んだり困っていて、助けやアドバイスがほしいのに何もしてくれない旦那を冷たいと感じているなら、理由は単純。
旦那さんは、あなたがどれほど困っているのか事の深刻さに気づいていないだけかもしれません。
困っていることをただ愚痴るのではなく、助けが必要ということをはっきりと言う必要があります。
また、悩みを聞いてもらいたいのに、適当にあしらわれることを冷たいと感じる女性もいますが、男性は女性と違って共感しながら話を聞くことは苦手なのです。
男性は共感する代わりに、「じゃあ〜したら?」と解決策を提案します。決して冷たいのではなく、悩みを聞くときの対応が男女で違いがあるだけです。
5. 家事に不満があるけど言えないから態度で表している
旦那さんが神経質、こだわりが強い人なら、あなたの家事のやり方が気に入らないのかもしれません。
特に母親が家事をきっちりこなすタイプという人は、自分ではやらなくても家事に強いこだわりがある人が多いです。
直接文句を言うのは気が引けるため、冷たい態度をとっているというわけです。
- 仕事や育児で忙しくて家事は後回しにしがち
- 掃除や洗濯をする頻度が少ない
- 手抜き料理が続いている
もし思い当たる点があれば、家事を見直してみたり、義実家で義母がどんな風に家事をしているのか観察してもよいでしょう。
旦那が冷たいときに効果的な5つの対処法
旦那が冷たい=浮気、とすぐに決めつけるのではなく、まずはできることから試して態度が改善されるか確かめてみましょう。
結婚生活を長く過ごしていく中で、お互い相手に対する愛情表現が少なくなっていくことが、夫婦仲が冷え込む原因の一つです。
冷たく心を閉ざしてしまっている旦那さんには、こちらの心をオープンにして接しましょう。
では、旦那さんの冷たい態度を変える効果が高い具体的な方法をご紹介します。
1. 旦那の好きな食べ物を作る
わざとらしくなく、さりげなく旦那さんに優しくする方法としておすすめなのが料理です。
いつもの食事に旦那さんの好きなメニューを取り入れましょう。
美味しいものを食べると、仕事の疲れやストレス、不安を一時的にでも忘れられます。
実際、人は美味しいものを食べると「ドーパミン」という快楽物質が脳で分泌されてリラックスするのです。
休日はいつもの食事よりもちょっと豪華な料理を作って、ゆっくり食事を楽しんでもいいでしょう。
2. しばらく放っておく
何か具体的な行動を取るよりも、時間に任せる方が効果的なことがあります。
旦那さんが冷たい理由がわからない、自分には思い当たることがないなら、あえて何もせずに放っておきましょう。
もし旦那さんが怒りやストレスであなたに冷たくしている場合、時間が経つにつれて落ち着き、少しずつ態度が改善されるかもしれません。
逆に感情的に問い詰めると夫婦喧嘩に発展します。
問い詰められることで旦那さんはさらにストレスを溜め、あなたは理由を言わない旦那さんにイライラ。
お互いストレスがピークに達し、思ってもいないことを言ってしまってさらに関係が悪化することも。
冷却期間を設けることで、あなた自身も今まで気づかなかった旦那の冷たい態度の理由に気づくかもしれません。
3. ちょっとしたことを旦那に頼ってみる
旦那さんが得意なことや力仕事など、何かちょっとしたことでも旦那さんに頼り、頼みごとを聞いてくれたら褒めてみましょう。
旦那さんに妻には自分が必要なんだということを改めて感じてもらうのです。
「私じゃ全然できなくて、、、お願い」と自分の力じゃ不可能ということを伝えた上でお願いすると、冷たい態度をとっていても「仕方ないな」と感じて頼みごとを聞いてくれるでしょう。
褒め言葉は例えば、
- 私がやっても全然ダメだったのにすごい!
- さすがだね
- あなたがいてくれてよかった
というように、尊敬と感謝の気持ちを込めて伝えてみてください。
頼りにされたり、尊敬されたりすることが嬉しくない男性はいません。
4. 仕事前後に旦那を労う
新婚当時は旦那さんが仕事前に「頑張ってね」、仕事から帰ってきたら「今日もお疲れ様」など労っていたのに、最近はいってらっしゃいとおかえりだけで済ませていませんか?
新婚当時の気持ちを思い出して、仕事前後に旦那さんを労ってみましょう。
やる気が起きない仕事に行く朝や疲れて帰ってきた夜に、人から労ってもらうと嬉しいものです。
また、旦那さんも新婚当時の気持ちを思い出し、あなたへの冷たい態度を和らげてくれるかもしれません。
5. 夫婦の未来の話をしてみる
旦那さんがお子さんにヤキモチを焼いている場合は、一旦お子さんのことを忘れて夫婦だけの時間を過ごしましょう。
育児や仕事でお互い忙しくて二人の時間は過ごせない、という夫婦でも、二人でソファでくつろいでいるときや寝る前にベッドに入ったときなどに会話をすればOK。
会話のネタは、子供が自立して巣立ったあとについて。
育児が落ち着いたら、夫婦で何か楽しいことをしようと持ちかけてみましょう。
「あなたはどんなことがしたい?」と旦那さんにイメージしてもらうことが大切です。
旅行やアウトドア、趣味を極めるなどアイデアを引き出したら、具体的にどこに旅行に行くか話し合ったり、アウトドア関連の番組を一緒に観たり具体的な行動に移しましょう。
旦那さんに楽しいことをイメージしてもらうことで、将来のために夫婦仲はよくしておこうと思わせるのです。
夫婦で共通の将来の目標を持つことが、夫婦仲を仲良くキープすることにつながります。
産後に旦那を冷たいと感じるのは「産後クライシス」かも?
産後で旦那を冷たく感じる産後クライシスで悩む女性が増えています。
出産と育児で心身が不安定な状態の妻にとって、育児に非協力的な旦那の態度は冷たく感じるものです。
産後クライシスの場合は、妻が旦那に育児や家事を協力してほしいと具体的に話すことで、状況を改善できます。
9割の妻が産後に旦那が冷たいと感じている
産後クライシスに関する調査よると、産後の旦那の冷たい態度で悩んでいる女性が多いことが判明しています。
旦那の態度が冷たいと感じる理由のほとんどが、育児や家事に関することです。
- ・自分だけが育児で頑張っていると感じる
- ・夜泣きをしても子供をあやすのは自分ばかり
- ・手伝ってと言わないと何もしない
など旦那が育児に関わってくれないことに対して、冷たいと感じる女性がたくさんいます。
旦那は冷たいし、育児は大変だし、産後で身体は疲れやすいし、、、とストレスで押しつぶされてしまいますよね。
産後の旦那が冷たいのは妻のせいではない
産後に旦那が冷たいのは妻のせいではなく、妻の産後の負担に気づいていない旦那に問題があります。
しかし、日本では男性が産後の女性の心身の負担を学ぶ機会がないので、悪気があって何もしないわけではありません。
産後クライシスで旦那が冷たいと悩んでいる場合は、夫婦で育児と家事について徹底的に話し合うことが大切です。
冷たい旦那に育児と家事を協力させる方法
話し合いではできるだけ具体的に話が進むように、今妻が負担していることをまず書き出し、旦那さんに自分の負担がどれだけ多いか知ってもらいましょう。
そして、まずは簡単なことから旦那さんに割り当てます。
最初からあれもこれもとお願いすると、仕事を理由にして協力してくれない可能性があります。
旦那さんが少しずつ行動するようになったら、ちょっとしたことに対しても感謝の気持ちを伝えると、旦那さんはいい気分になって育児や家事に協力的になります。
育児と家事を協力して進めていくことで、旦那さんに対する冷たいという気持ちも和らいでいくでしょう。
浮気の可能性が高い場合の対処法
浮気をすると逆に妻に親切になる男性が多いですが、中には浮気相手に気持ちが傾きすぎて妻に冷たい態度をとる男性もいます。
もし旦那さんに対する行動を改めるなど行動しても態度が変わらないなら、浮気の可能性もあると考え、慎重に行動しましょう。
旦那の浮気チェックリスト
旦那さんに次のような兆候がないかチェックしてみましょう。
冷たい態度が変わらないから浮気している、とすぐに決めつけるのではなく、旦那さんの普段の行動の変化から浮気の可能性を見極めてください。
- 帰りが遅い
- 夕飯を食べてから帰ってくることが増えた
- 以前よりスマホをいじる時間が増えた
- 出張で家にいない日が増えた
- ファッションが変わった
- クレジットカードの出費が増えた
上記のような行動に加えて、旦那さんの冷たい態度が続いている場合は、浮気の可能性が高いです。
浮気の可能性が高くても問い詰めるのはNG
冷たい態度をとられている上に、浮気の可能性もあると旦那さんに対して不信感が募りますし、怒りや悲しみで心が不安定になってしまいますよね。
しかし、まだ旦那さんが浮気していると確定したわけではないので、問い詰めてはいけません。
逆に浮気が不確定なときに問い詰めると、旦那さんは逆ギレ、または本当に浮気している場合は、浮気を隠そうと警戒心が強くなります。
浮気が確定するまでは何も知らないふり、いつも通りに過ごすようにしましょう。
浮気調査を頼んで証拠を押さえておく
調査会社に浮気調査を頼むと聞くと、調査後に離婚とイメージするかもしれませんが、実は浮気が発覚してからも結婚生活を続ける夫婦は多いのです。
まずは浮気の事実をはっきりさせ、夫婦で話し合って浮気をやめさせたり、あえて知らないふりを続けて様子を見るというケースはたくさんあります。
いつまでも旦那が浮気をしているかもしれない、と悩み続けるよりは、プロに依頼して事実をはっきりさせた方が精神的に楽と考える女性が多いのでしょう。
冷たい態度で夫婦仲が悪くならないように会話を意識しよう
旦那に冷たい態度をとられると不安になりますが、最初から浮気を疑うのではなく、まずは冷たい態度を改善させることが大切です。
まずは自分から歩み寄らないと相手は変わってくれません。
冷たい態度やすれ違いを防ぐために、普段から会話をして旦那さんの話をしっかり聞いてあげることも大切です。
特に仕事のストレスや悩みを抱え込む男性は多いので、普段から仕事の話を聞いてあげると、旦那さんがストレスや悩みを打ち明けやすくなりますよ。
