最近の調査では『デート代は割り勘でいい』と考える女性が多いことが判明しています。
たとえ割り勘でデートでも、デートプランや会計時の身のこなしで一つで”ケチ”という印象を持たれる事はありません。
「デート代は男性が払うもの!」と思いながらも「たまには払って欲しい、涙」と思っている男性にスマートにデート代の負担を女性にお願いする方法をご紹介します。
この記事の目次
デート代についてどう感じている?男女の本音調査
デート代は、男性が全額負担するべきか、お互いが負担する割り勘でいいのか。
今回は、ブライダルサービス大手「ゼクシィ」の調査をはじめ、様々なアンケート調査を参考に、デート代に対する男女の意見をまとめてみました。
デート代を男性が全額負担するべきとは考えない女性は多い
ひと昔前は、デート代は男性が全額負担するべきという考えが一般的でしたが、最近は男女ともに考え方が変わってきています。
実際に、マイナビやSMBCコンシューマーファイナンスなどが実施したアンケート調査から、デート代は男性が全額負担するべきという考えは古いということがわかりました。
2018年に行われた「20 代の金銭感覚についての意識調査」で、未婚者かつ現在恋人がいる男女(281 名)に対し「デートは割り勘にすることが多いか?」という質問をしたところ、「そう思う」と答えた人は 54.4%、「そう思わない」と答えた人は 45.6%となり、僅差ではありますが割り勘派が多数派であることが判明しました。
出典:「20代のデート事情。「支払いは全て男性」と回答した女性は少数派に」ファイナンシャルフィールド
マイナビの調査では、デート代は男性が奢るべきという回答が少数で、そう思わないという回答が多数を占めています。
女性の社会進出が増えてデート代事情も変わった
男性がデート代を全額負担するという考え方が変わったのは、女性の社会進出が増え、男性と女性の間にある経済的な格差が減ったことが理由として考えられます。
ひと昔前は、女性は早くに結婚して家庭に入るというのが普通でした。
しかし、最近は女性も社会で働くのが当たり前の時代。
男女間の収入格差が減り、デート代は男女平等でいいという考えを持つ女性が増えたということです。
彼女が彼氏をケチと思うのはどんなとき?
デート代を割り勘でいいと考える女性は増えていますが、デート中にすると彼女にケチと思われる行動もあるので要注意です。
特に、デート中の食事選びや会計時に彼氏をケチと感じる女性が多いです。
- デートの食事はファーストフードばかり
- デートで食事をコンビニ弁当で済ませる
- 一人1,000円程度のランチを「高い」という
- 会計時に多く払ってくれたのが10円程度
- 入場料500円をあとから請求された
- 会計するときにトイレに行って会計を避ける
たとえ割り勘でいいと考える女性が増えていても、食事をできるだけ安く済ませようとしたり、たった数百円程度の小さな金額まで気にするのは、彼女からケチと思われます。
彼女にケチと思われないデート代を全額負担しない方法5選
デート代はただ割り勘にするだけではなく、ケチと思われない方法で割り勘にすることが大切です。
ケチと思われずに割り勘にすれば、彼女からの印象を損なわずにデート代の負担を軽くできます。
割り勘でも金額は細かく指定しない
まず、彼女にケチと思われずにデート代を負担してもうときの鉄則を覚えおいてください。
それは、彼女にお金を出してもらうときに金額を細かく指定しないこと。
小銭の単位まで細かく数えて指定したり、割り勘だからときっちり半額を求めないということです。
例えば、彼女と食事をして会計が5,000円だったとします。
割り勘にする場合、半額は2,500円になりますが、彼女に出してもらうなら2,000円にしましょう。
きっちり半額にこだわらず、1,000円以下であれば負担してあげると割り勘でも彼女にケチと思われませんし、彼女が細かく小銭を数えてお金を渡す必要もないので、スマートに会計を終えられます。
会計が終わってからお金をもらう
会計後にお店を出てからお金をもらうと、自然に彼女にもデート代を負担してもらえます。
会計時にレジの前でお金のやり取りをするのはスマートではありません。
会計がスムーズに進みませんし、店員さんにお金のやり取りを見られるのはかっこ悪いですよね。
お店を出て彼女が「いくら?」とお財布を出したときにお金をもらいましょう。
もらう金額は、きっちり半額ではなくあなたが少し多めに負担する金額で「○○円だけ出してもらっていい?」と伝えればOKです。
長年付き合っているわけではなく、付き合って数ヶ月程度であれば、女性はデートで会計時にお財布を出して支払う姿勢を見せてくれます。
逆にお財布を出さない女性は、デートでは男性に支払ってもらって当然と考えているかもしれないので、これからもお付き合いを続けるか考えた方が良いでしょう。
細かいお金だけ出してもらう
初デートや2回目のデートなどデートをあまり重ねていない場合、男性に支払ってもらうべきか自分も払うべきか迷う女性もいます。
その場合は、彼女が財布を出しやすいように「細かいのがないから、ちょっとだけお願いしていいかな?」と頼んでみましょう。
1,000円以下の金額だけ出してもらうのです。
最初から割り勘を頼むよりも、少額だけ支払ってもらうことでケチと思われませんし、彼女も財布を出しやすくなります。
次のデート代を負担してもらう
食事代を出したときに彼女が「いくらだった?」と聞きながらお財布を出したら、「ここはいいよ。今度ごちそうして」と伝えます。
礼儀がきちんとしている女性であれば、次のデートで食事をしたときに出してくれるでしょう。
その場ではデート代を全額負担していても、次回のデート代の負担が減ります。
経済状態が厳しいことをさりげなく伝えておく
お出かけデート以外のシーンで彼女に金欠ということを伝えておくのです。
すると、お出かけデートのときに彼女が「今月ピンチなんだよね?私が出すよ」と積極的にお財布を出してくれるでしょう。
おうちデートしているときやLINEでする何気ない会話に、ショッピングの話題を持ち込んでみてください。
最近奮発して大きな買い物をして金欠ということを自虐的に話したり、おうちデート中に雑誌や通販サイトを見ながら「これ欲しいけど今月もう使えるお金がないんだよな、、、」とひとりごとのようにつぶやくのです。
気の利いた彼女なら、金欠というあなたに助け舟を出してくれますし、あなたのためということで喜んでデート代を出してくれるでしょう。
ただし、この方法はしょっちゅう使わないでください。
何回も同じ方法で彼女にデート代を負担してもらうと、彼女があなたに不信感を持つ可能性があるので要注意です。
デート代専用のお財布や口座を作る方法もあり
デート代専用で共通のお財布や口座を持つ方法は、デート代の負担を減らす以外のメリットもあるのでおすすめです。
共通のお財布を持っているカップルは意外とたくさんいます。
デート代専用のお財布を作る方法
デートで買い物をしているときに、さりげなくお財布売り場を見に行き、デート代専用のお財布を作ろうと彼女に提案するのです。
または、今後二人でもっと色々なところに行きたいから少しずつお金を貯めたい、と提案してもいいでしょう。
毎月決まった額をお財布に入れ、デート代を専用のお財布から出すのですが、使い切れず残ったお金はそのまま貯金するのです。
すると、毎月少しずつですが二人の貯金が貯まっていき、ちょっとした遠出や旅行もできるようになります。
お金の使い方をしっかり決めれば揉めない
デート代専用のお財布を持つ上で大事なのが、ルールを決めることです。
具体的にいうと、デート専用のお金をどんな場面で使うかあらかじめ決めておきます。
デート中の出費は、次の2つに分けられます。
- 自分のために使うお金:洋服などデート中に欲しくなったものを買うとき
- 二人で楽しむために使うお金:チケット代や入場料、食事代など
デート代専用のお財布から出すのは、二人で楽しむために使うお金と決めて、自分が欲しくなったものを買うときは自分のお財布から出すのです。
あらかじめルールを決めておけば、後々お財布のことで揉めることがありません。
デート代を全額負担したほうがいいシーン
普段は割り勘でも、デート代を全額男性が負担したほうがいいシーンもあります。
初デート
初デートは割り勘ではなく男性が支払った方が女性からいい印象を持たれます。
あるアンケート調査によると、初デートの会計事情について初デートは割り勘でいいと思うかという質問に対し、半数以上の女性が割り勘でいいと回答しています。
しかし、中には下記のような意見も多くありました。
- 全額支払うべきとは思わないけど男性に多く支払ってほしい
- 初デートでは男性が支払うのが礼儀だと思う
- マナーとしてごちそうして欲しい
参考:「初デートはおごり? 割り勘? 男と女の「デートのお会計」事情」マイナビウーマン
初デートの会計は男性が支払うべき、という考えの女性も多いので、初デートから割り勘にするのはリスキーかもしれません。
ごちそうしてもらって嫌な気持ちになる女性はいませんが、割り勘に対してネガティブな印象を持つ女性はいると考えると、初デートは男性が負担した方がよいでしょう。
記念日やイベントの日
記念日やイベントの日は、普段と違う特別な日であり、女性は特別な日の過ごし方を重要視する人が多いです。
女性にとって重要な日には、彼女のためにデート代を負担しましょう。
特別な日のデートでデート代を負担すると、彼女はあなたに大切にされていると感じて二人の愛が深まるはず。
婚活デート
婚活デートでは、女性は男性の経済力をしっかりチェックしているため、デート代は全額負担した方が婚活成功につながります。
ただし、結婚するまでずっとデート代を全額負担する必要はありません。
デートを重ねて真剣にお付き合いするようになり、お互いに打ち解けることができたら、自分が彼女より少し多めに払う割り勘にしてもよいでしょう。
彼女に「夫にするには経済力が頼りない」と思われずに割り勘にしてもらう方法があります。
割り勘をお願いする前のデートで、あらかじめ「今後は結婚資金を貯めたいから節約したい」と伝えておくのです。
また、結婚のために最近節約しているということを伝えます。
彼女はあなたが二人の将来に真剣に向き合っているとわかり、感激するでしょう。
彼女にケチと思われない割り勘方法でデート代問題は解決!
デート代を男性が全額負担する時代はもう終わったといえ、デート中の食事選びや会計での行動などで彼女からケチと思われるリスクがあります。
ケチと思われない割り勘方法で、デート代の負担を解決してください!
全額支払わなければいけない、という考えは捨ててOK。大事なのは、ケチと思われないスマートな行動です。
