「彼氏への思いが薄れ、別れたい気持ちが強くなってきた。」できるなら、揉めずに円満に別れたいですよね。
円満に別れるためには、別れの伝え方が大事です。
トラブルなくスムーズに別れる言い方や、言い方以外に大事な別れのセオリーをご紹介します。
この記事の目次
男性が傷つく最悪な別れ方とは?
恋人と円満に別れるために、まずは避けた方がいいひどい別れ方について確認していきましょう。
ひどい別れ方とは、相手を傷つける可能性が高い、または別れたあとにトラブルにつながりやすい別れ方です。
あなたがもし別れを告げられる立場なら、どんな別れ方が辛いかイメージしながら読み進めてみてください。
突然別れを告げられる
突然別れを告げられるのは、男女ともに最悪、辛いと感じる別れ方です。
婚活支援サービスを提供する「株式会社パートナーエージェント」の調査によると、20〜39歳の男女2,400人のうち半数近くが突然別れを告げられた経験があると判明しています。
さらに、
- 3人のうち1人が別れに納得できなかった
- 男女ともに突然別れを告げられショックを受けたり落ち込んだ
と回答。
参考:「恋人から突然の別れ話、半数が経験アリ! 付き合い始めて2~6カ月のタイミング39.9%」株式会社パートナーエージェント
突然別れを伝えるのは、相手の気持ちを全く考えない自分勝手な別れ方です。
相手が傷つくだけではなく、相手のあなたに対する印象も悪くなり、別れたあとで周りにあなたのことを悪く伝えるかもしれません。
自然消滅
別れたいけど別れを伝えにくいから、と自然消滅を狙って音信不通にするのはずるい別れ方です。
自然消滅で別れるという方法は、男性にとっては別れの理由を聞かされぬままになり、いつまでも未練が残ってしまいます。
音信不通で別れられるよりは、きっぱりとストレートに別れを告げられた方がいいという意見が多数派です。
lineやメールで別れを告げられる
lineやメールで別れを告げるのは、別れの明確な理由がない限りやめた方がいいかもしれません。
別れの明確な理由というのは、例えば
- 相手の浮気
- あなたに対するひどい態度
- 相手に借金がある
- すでに二人の関係が冷めきっている
などという状況であれば、lineやメールで別れ話をしてもよいでしょう。
しかし、相手があなたのことを好き、特に二人の関係に問題がない状態で別れたいときは、lineではなく直接別れを告げるのが最後の思いやりではないでしょうか。
後腐れなく別れるためには下準備が必要
下準備というのは、別れを伝えやすい状況を少しずつ作っていくということです。
スムーズに別れるためには、正しいタイミングで別れることが必要。
しかし、今まで通りに付き合っていても別れに最適なタイミングは訪れません。
意図的に別れに最適なタイミングを作り出しましょう。
いきなり別れを伝えるのがNGな理由
恋人に別れをいきなり伝えると、恋人がストーカー化したり、別れに納得できずに別れを告げたあともしつこく連絡したりとトラブルが起こる可能性が高いです。
別れの兆候もなく突然さよならを言われれば、相手は混乱して予想外の行動を取るかもしれません。
円満に別れるためには、早く別れたいからとこちらの都合で一方的に別れを伝えたり、別れを伝えるのが面倒で音信不通にするのはやめましょう。
別れを伝えやすい状況を作ろう
相手が別れの理由に納得できるように、別れの兆候を感じさせてから別れを伝えるとスムーズに別れやすくなります。
具体的には、
- 連絡回数を減らす
- デートに誘われたら仕事や友人との約束を理由に断る
- エッチを断る
など、恋人との接触をできるだけ避けるのです。
恋人と距離を取り、二人の関係を冷めた状態にします。
気持ちが冷め始めた状態で伝えると、相手はあなたが素っ気なくなったことと別れを結びつけ、「やっぱり別れたかったのか」と別れを受け止めてくれるでしょう。
また、相手の気持ちが冷めた状態で別れると、相手をあまり傷つけずに別れることができます。
別れを切り出す前置きは意外と重要
海外ドラマや映画で、恋人や夫婦が話し合いをする前に、どちらかが”We need to talk”(ちょっと話したいことがあるんだけど、、、)と言うシーンを観たことはありませんか?
実は、話し合いの前置きというのは、相手が話を聞いて受けるショックを和らげるということが言語学の研究で判明しているのです。
米国で言語学の研究をしている学者の論文によれば、前置きをするだけで相手に悪い知らせがあるということを伝えることができるとまとめられています。
実際に人との会話で前置きがあると、何かあったのかとドキッとしませんか?
前置きを入れることで、相手に悪い知らせを聞く心の準備をさせるのです。
いい気分のときにいきなり悪い知らせ、つまり別れ話を聞くよりは、「もしかして別れ話かな?」と予想できた方がショックは少なくなります。
彼氏と円満に別れる言い方のポイント
円満に別れるためには、思っていることをなんでもストレートに伝えるだけではNG。
例えば、相手の性格が嫌で別れる場合、「あなたの性格が嫌だから別れたい」と伝えると、相手は傷つきます。
別れるときの言い方には、はっきりと伝えていいことと悪いことがあるので、良し悪しを見極めて相手を傷つけない言い方を意識しましょう。
別れの理由は濁さずはっきりと伝える
相手に復縁の可能性を期待させたり、説得する余地があるような言い方はせずに、きっぱりと別れたいと伝えましょう。
例えば、
- あなたへの気持ちがわからなくなった→少し時間を置いたらまた気持ちが戻るのでは?
- 仕事が忙しくなってきたから別れたい→仕事が落ち着くまで待つよ
という別れの理由は、相手に期待をもたせやすいので避けた方がよいでしょう。
中途半端に期待を持たせてしまうと、相手をさらに傷つけてしまいますし、最悪の場合ストーカー化する原因にもなります。
相手を傷つけまいと理由を濁すのではなく、相手への気持ちが無くなったならはっきりと伝えた方が後腐れがありません。
別れの理由を相手のせいにしない
別れの理由を相手のせいにすると、別れたあとに相手は自分の行いに後悔してさらに傷つきます。
別れたい理由がたとえ相手の性格や言動のせいでも、相手ではなく自分に問題があったということにするのです。
自分の性格や考え方が原因で、相手に合わせられなかった、相手を理解してあげるのが難しかったなどと、あくまでも別れの理由は自分にあると伝えます。
相手の性格や考え方、趣味などを否定して別れの理由にすると、相手に怒りと悲しみを感じさせることになり、別れ話は揉める確率が高いです。
また、相手を責めたり、揉めて別れるわけではないので、もしかすると相手は別れたあともあなたに連絡をすることがあるかもしれません。
しかし、相手に期待をもたせないために連絡は返さず、きっぱりと連絡を絶つようにしてください。
感謝の気持ちも一緒に伝える
感謝の気持ちを添えることで、別れがネガティブなものから前向きなものへと変わります。
また、別れのあとに相手から恨まれるという最悪なケースも起こりません。
今は別れたいと思っていても、元々はあなたも相手を好きだったはず。
そして、楽しい思い出を作ることができたのは、相手がいてくれたから。
「あなたを好きになってよかった、あなたも私を好きになってくれてありがとう」と、感謝の気持ちを伝えてください。
相手も感謝の気持ちを伝えられたら、悲しい別れもいつか振り返ったときに「いい恋愛だったな」と思えるようになるはずです。
彼氏と円満に別れる言い方3パターン
彼氏をできるだけ傷つけたり、ズルズルと別れ話を引きずらないために効果的な別れの言い方の例をご紹介します。
もうあなたへの気持ちがなくなってしまった
最もはっきりとわかりやすい言い方です。
はっきりしすぎると相手が傷つくのでは?と思うかもしれませんが、意外にも別れるときは理由をはっきりと言ってもらった方が傷つかないという男性は多いのです。
気持ちがすでにないとはっきり言うことで、相手に復縁の余地がないということも伝えられます。
私とあなたでは性格(価値観)が合わない
価値観や性格が合わないと感じているなら、はっきりと合わないということを伝えます。
あなたが合わないと感じているということは、相手も同じく性格や価値観の不一致を感じているかもしれません。
付き合っていく中で、お互いが「あれ?」と感じたシーンを思い出し、相手も納得してくれるでしょう。
もし「君に合わせるよ」と引き止められたら、「私のためにあなたが変わる必要はない。あなたに合わせられない私に問題がある」とあくまでも自分に非があると伝えながら、復縁の余地がないことを伝えてください。
それでも彼が反論してきたら、最終手段として沈黙するのです。
あれこれと話をするよりも沈黙した方がいいという場面があります。
俗にいう「沈黙は金」です。
彼が「こうすればいいんじゃないかな」「俺も変わるように努力するよ」と、次々と反論してきたら、ただ沈黙した方が余計なことを言って別れ話がこじれることを防げます。
あなたと付き合えてよかった、今までありがとう
感謝のフレーズは、相手の動揺が落ち着いたときや、相手が言いたいことを言い切ったタイミングで伝えると効果的です。
彼にとって納得できないことがあっても、感謝の気持ちを伝えられるといい思い出が頭によぎり、言いたいことを抑えて納得してくれるでしょう。
別れを伝えやすい状況作りとはっきりとした言い方が大事
円満な別れのためには、一方的に告げる突然な別れではなく、あらかじめ別れの雰囲気を相手に感じさせることと、相手に期待させないはっきりとした言い方が大切です。
相手を傷つけたくないから、別れを伝えにくいと考えているかもしれませんが、どんなにやさしい言い方をしても別れることになると傷つきます。
100%相手を傷つけない別れ方、というものは実際にはないのです。
大事なことは相手をできるだけ傷つけないようにすること。
別れを匂わせる、別れ話では理由をはっきりと伝えて最後に感謝の気持ちを伝える、と段階を踏んでできるだけ相手にダメージのない終わりを迎えましょう。
