マッチングアプリを利用すると、「Facebookと連携する」「Facebook認証を行う」といった動作が出てきます。
一見、「勝手にFacebookにアプリを使用した投稿をされてしまうのかな?」と不安になりますよね。Facebookは本名で登録するのが基本なため、友人・知人にマッチングアプリを利用していることがバレるのは避けたいところです。
この記事では、マッチングアプリのFacebook認証について詳しく解説していきます。Facebook認証が気になってマッチングアプリに踏み切れない方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
マッチングアプリのFacebook認証とは?
どちらかというと内緒で利用したいマッチングアプリなのに、「なぜFacebook認証なの?」と疑問に思う方も多いかもしれません。
そもそもFacebookは本名で登録するのが基本で、友達は同級生や同じ学校だった人、同僚など実際の知り合いがほとんどですよね。
リアルな繋がりのあるFacebookなので、マッチングアプリを使うときに「知り合いたくない」のがFacebookの友達です。マッチングアプリのFacebook認証は「知り合いたくない」ユーザーとマッチングさせないためにあります。
「Facebookの知り合いにアプリがバレる」「Facebookに勝手に投稿される」のかというと、その逆。Facebookの知り合いにアプリを隠すためにFacebook認証があります。
Facebook認証の安全性について
Facebook認証を使うとお友達に表示されない
Facebook認証を使うとどうなるのかというと、まずマッチングアプリ上でFacebookの友達が表示されなくなります。互いにマッチングしないので、Facebookの友達にバレないようにできるわけです。
当然Facebookに登録している本名がマッチングアプリ側に表示されることもありません。
ただ、アプリに登録したニックネームが実生活と繋がりのあるものだとしたら、身バレする可能性もあるので注意が必要です。
業者やサクラ、既婚者・彼女彼氏持ちの人は参加しにくい
Facebook認証の特徴は「Facebookで友達が10人以下だとアプリに登録できない」ことが挙げられます。アプリによって登録に必要な友達の数は異なりますが、「Facebookを本名で登録している」「きちんと稼働させている」ことが必要になるので、業者やサクラはアプリを利用できません。
さらにFacebookは既婚・未婚、恋人の有無をステータス登録できますが、アプリによってはパートナーがいる場合は登録できないものもあります。
既婚者、彼女・彼氏持ちの人は参加しにくいので「恋人のいない人と知り合いたい」のならFacebook認証のあるマッチングアプリを使い、Facebookアカウントを持っていなかったりパートナーがいるけれどマッチングアプリを使いたい方は、Facebook認証のないアプリを選ぶと良いでしょう。
Facebook認証のデメリットや知っておきたい注意点
友達が10人以下の場合は利用できない
先ほども説明したように、Facebook認証のあるアプリはFacebookアカウントを所有しているだけでなく、友達が10人以上いないと認証できません。
Facebook自体は登録するとプロフィールから「知り合いかもしれないユーザー」を検索してくれるため、友達を10人探すのは比較的簡単です。また、アプリ側にはFacebookの友達数が表示されることもあるため注意しておきましょう。
Facebookの友達数を非表示にするのは、アプリのプロフィール設定から変更できます。
ただ、アプリを使いたいからFacebookアカウントを作ったとしても、すぐには認証できない点を頭に入れておきましょう。
「友達」には身バレしないが「知り合い」とはマッチングすることもある
Facebookの友達とはマッチングしないように設定されますが、Facebookで友達になっていない知り合いとはマッチングする可能性もあります。
実際には知り合いでも、Facebookでは繋がっていない友達も当然いますよね。必ず知り合いとはマッチしないわけではないので、Facebook認証では注意しておきましょう。
しかし、マッチングアプリのユーザー数は数万単位でいるので、知り合いやマッチしたくない方と偶然マッチングする確率は低いです。あまり心配せず、マッチングアプリを利用してみましょう。
相手に自分のFacebookを検索されている可能性が高い
例えばFacebook認証のあるアプリでマッチングしたら、お互いにFacebookアカウントを持っていることになります。
Facebookは本名や出身校、勤務地などで検索しない限りヒットしませんが、マッチングアプリでのやり取りを相手と続けるうちに、相手がFacebookを検索する可能性もゼロではありません。
Facebook認証のあるアプリはその分セキュリティ面も安心ですし、なりすましやサクラ、既婚者が少なくなるメリットがあります。ただ、アプリで知り合った相手にFacebookが見られることも考えて、Facebookのプロフィールは整えておきたいものです。
既婚者や年齢を偽る事は可能
既婚者が未婚を偽ったり、年齢を偽ったりするのは例えFacebook認証のあるマッチングアプリでも可能です。
Facebookのプロフィールに婚姻の有無を登録しなければ、既婚者であることを隠せるでしょう。年齢も同様にFacebookアカウントから操作すれば偽れます。
Facebook認証のやり方
Facebook認証はマッチングアプリを登録後、Facebookのアカウント名とパスワードを打ち込んで認証すれば完了です。
アプリに登録するとき、「Facebook認証をする」などのボタンがあるのでタップして認証させましょう。
気を付けたいのが、マッチングアプリによってはアプリ側から「Facebook情報の更新」をしておきたい点です。アプリを利用する際にFacebook認証をしたとして、その後Facebook側で新しく友達登録をしたら、その情報はアプリ側に更新されておらず「知り合いとマッチングした…」という事態も起こり得るのです。
マッチングアプリによって「Facebook情報の更新」やり方は異なるので、まずは設定をよく確認して自分の思うようにカスタマイズしましょう。
また、Facebook認証をするとアプリ側の名前やプロフィール写真がFacebookと連携してしまうこともあるので、一度チェックしてくださいね。
まとめ
マッチングアプリを初めて使う方だと特に、いきなりリアルな知り合いと繋がっている「Facebook認証」が出てくると戸惑うことが多いです。
その実態はFacebookの友達とマッチしないようにする、「身バレ防止のシステム」なので上手に活用しましょう。
Facebookを使っていない方やFacebook認証したくない方は、SNS認証など他の方法でアプリを登録してみてください。