マッチングアプリにはオンライン通話の機能が付いているものがあります。
実際に会う約束をしなくても、気軽に対面でやり取りできるので「使い心地が気になる…」という方も多いですよね。
結論から言うと、マッチングして実際にデートしようと思っている相手とは、アプリ内でもアプリ外でも積極的にオンライン通話をした方が良いです。
今回はマッチングアプリのオンライン通話の活用法、メリット・デメリットをご紹介します。
オンライン通話のコツを掴み、より良い出会いを実現させましょう。
この記事の目次
オンライン通話のメリット
まずはオンライン通話のメリットを見ていきましょう。
基本的にオンライン通話をするだけなら、メールアドレスや電話番号を交換することがないので相手にも警戒されず、気軽に始めることができます。
相手の雰囲気を確認できる
メッセージのやり取りだけでは、相手の雰囲気や会話のニュアンスを感じることができません。皆さんの中には、メッセージのやり取りで「なかなか伝わらない…」と苦労したことのある方も多いのではないでしょうか。
オンライン通話ならほぼ対面で会話しているのと同じ状況なので、互いのフィーリングが合うかどうか確かめやすいです。
また、写真の加工具合が気になるという方にもオンライン通話はおすすめ。オンライン通話でも美肌機能やライトを使用することで多少は加工できますが限度があり、実際の雰囲気を確認しながら会話ができます。
デート前に距離が近づく
メッセージからいきなりデートをすると、異性慣れしていない方だと「何を話して良いのか分からない」と戸惑うこともありますよね。話題が続かず、沈黙ばかりと言ったデートの失敗談もよく聞くケースです。
オンライン通話であれば気軽に始められる上、距離を程よく近づけることができます。
先ほどもお伝えしたように互いのフィーリングや雰囲気が合うかどうかを確かめられるのは、大きなメリットです。
また、オンライン通話の後「じゃあデートをしよう」と互いに了承が取れたら、「通話だけじゃなく実際に会いたい」と言う意思表示の表れなので脈ありの可能性も高いでしょう。
デートをして「脈なし」になる、というリスクを防げるのも、オンライン通話のメリットのひとつです。
オンライン通話のデメリット
メリットの多いオンライン通話、一方でデメリットももちろんあります。
デメリットも良く頭に入れておき、オンライン通話を上手に活用しましょう。
内容によって距離が出来る
直接話すのでストレスなくやり取りできるオンライン通話ですが、内容によって相手に「何か違うな」と思われたら、距離ができてしまうのがデメリットです。
例を挙げると、相手は「穏やかで優しそう」と思っていたのに実際に喋ると早口できつい印象を与えてしまったり。話す内容がネガティブ過ぎて「この先のやり取りしたくないな」と判断されてしまったり。
ただ、距離ができるのは確かにデメリットですが、性格やフィーリングが合わない事実を早めに確認できるという点から見るとメリットではあります。
注意したいのはオンライン通話で緊張するあまり、無言になったり余計な話題をしてしまったりすることです。
相手に不快に思われないよう、話す内容を事前に軽く決めておくと良いかもしれません。
写真と違い盛れない
オンライン通話では写真加工ほど盛れません。加工機能のあるビデオ通話もありますが、限度があります。
実物がバレてしまうので、気になる方は通話用のLEDライトを使ったり普段よりもメイクをしっかり目にしたりするのがおすすめです。
ちなみに、ライトはなるべく自然光にして真上ではなく自分から見て斜め前から当てると、オンライン通話でも写りが良くなります。
また、少なからず背景も映り込んでしまうので、部屋の様子がバレる可能性も。気になる方はバーチャル背景を使ったり部屋の壁の前で通話してみましょう。
今プロフィール写真を加工している方は、デートの前に「いつかオンライン通話するかもしれない」という点を踏まえて加工を少なめにしておくことをおすすめします。
オンライン通話で距離を近づけるには
オンライン通話で距離を近づけるには、いくつかポイントがあります。
オンライン通話から一歩踏み込んでデートの約束ができるよう、距離を近づけるためのコツを掴んでおきましょう。
見た目の印象には気を配ろう
オンライン通話で写るのはバストアップ程度です。
デートの時と同じように、全体コーディネートに気を遣う必要はありませんが、相手に好印象を与える程度のおしゃれは大切。清潔感を大事にして、メイクや服装を決めましょう。
あまりにもリラックスし過ぎたヨレヨレの部屋着や、反対にきっちりしたスーツだと相手に「合わない」と思われるかもしれません。
きれい目な服装にし、男性はひげを剃って清潔感をアップ。女性はメイクをしてオンラインデートの雰囲気を出すと良いでしょう。
見た目の印象は自分でもよく分からないので、オンライン通話の前にセルフチェックしておくのもおすすめ。どう映るのかを事前に試しておき、本番に臨むと安心ですよ。
過去の話じゃなくこれからの話をしよう
オンライン通話の流れは電話でのやり取りとほとんど同じです。
- 互いの印象の話
- メッセージでやり取りした話題を振り返って話す
- デートを約束する
話を進めていくうち、未来の出来事を決めるような流れになるとベストとなります。
つい「過去にマッチングした人の悪口」「自分の恋人いない歴」を語りたくなりますが、ネガティブな過去の話はNG。
前向きな話題を心がけると相手にとっても印象が良く、会話も弾みます。
通話中にデートの具体的な約束をしよう
オンライン通話で話が盛り上がったら、デートの約束を作るチャンス。メッセージのやり取りと違ってデートOKかどうかがすぐに分かるので、通話中だとスムーズに約束しやすいです。
通話中に話題にのぼったスポットに行くのもアリですし、二人でどこに行くかを具体的に話し合うのも楽しいでしょう。
ただ、オンライン通話でデートに誘っても断られる可能性ももちろんあります。
記事前半でお伝えしたように、オンライン通話だと「脈ありかどうか」が判断しやすいので、通話後もやり取りが続くようなら2回目以降のオンライン通話でデートの約束をしましょう。
オンライン通話をする時の注意点
通話中はいくつか注意したい点があるので、オンライン通話を始める前に以下の項目をチェックしておきましょう。
これからオンライン通話を始める方は参考にしてください。
オンライン通話は1時間以内で切り上げよう
終電や門限が関係ない分、オンライン通話は極端に言えば何時間でも可能です。
ですが、1時間以内で切り上げるのが望ましいです。理由を挙げると、
- 相手とのフィーリングを見極め、デートの約束をするのは小一時間で十分だから
- 互いにオンライン通話に疲れてくるのが1時間くらいだから
- いざデートする時、会話のネタ切れを防げるから
アプリによっては制限時間もあるので、最初は短時間だけにしておき、話し足りない時には「次回も通話をしませんか」と誘うとスマートです。
タメ口は控えよう
相手が例え年下でも、同じ年でも初対面からタメ口を遣うのはおすすめできません。
相手にとって威圧的だったり遊び慣れているような印象を与えたりします。
まずは敬語でやり取りをして、了承が取れたり仲良くなったりしてからタメ口にすると良いでしょう。
通信状況を確認しよう
せっかくオンライン通話が始まっても、通信状況が悪いと画面が固まったり会話できなかったりします。
事前に通信状況を確認して、できる限りスムーズに通話できる環境を整えておきましょう。
相手にせっかく時間を取ってもらっているのに、通信状況が悪く会話が続かなかった、と言う状況は出来るなら避けたいです。
まとめ
オンライン通話はデートと違って短時間で済み、待ち合わせも自分の部屋でOKととても気軽です。
使い方によっては相手との相性も見極められる上、デートの約束もできます。
メリットとデメリットはどちらも頭に入れておき、オンライン通話で二人の距離をぐっと近づけましょう。