今回はマッチングアプリの安全性やトラブルが起きない為のアプリ運営者が行っているセキュリティーについてご紹介します。
最近は外出を控えている方も多く、以前と比べて気軽に異性と知り合う機会が減りました。自宅にいる時間も増えることから、マッチングアプリに興味がある方もいるかもしれません。
しかし、マッチングアプリは見知らぬ人とマッチするので「騙されたらどうしよう」「不信感がぬぐえない」と勇気が出ないことも多いです。
運営者側がどういった事を対策して、どういった事に注意するとよいのかをご説明します。
この記事の目次
アプリの安全確保の為に運営者がしている取り組み
本人確認機能がある
マッチングアプリで知り合った素敵な異性。ぜひお近づきになりたいと思っても、相手が本当に実在する人物なのか、プロフィールは本物なのか気になるところです。
実際にマッチングアプリでは、「サクラ」と呼ばれる業者が存在しマッチング相手に勧誘や販売を行う偽物のユーザーがいます。サクラとマッチして、トラブルに巻き込まれるかもしれないと思うと安心してアプリを利用できません。
アプリの運営側はサクラや偽のプロフィールで登録できないよう、本人確認機能を付けています。アプリは登録してアカウントを作る必要がありますが、免許証や保険証など「使っているユーザーが本人かどうか」が確認できたら使用できる仕組みです。
本人確認機能があると、アカウントの複数所持もできません。より安全にアプリを楽しめるでしょう。
運営が24時間体制のパトロール
アプリによっては運営会社が24時間体制で不審なユーザーがいないか、違反行為がないかをパトロールするところもあります。
もしアプリを使っていてトラブルに巻き込まれても、24時間体制ならすぐ運営と連絡が取れるので安心できるでしょう。
国内で運営されているアプリなら問題ないのですが、運営会社が海外にある場合はすぐに問い合わせできないので注意が必要です。
SNSやFacebook認証を取り入れている
SNS認証やFacebook認証を聞いたことがないでしょうか。
マッチングアプリを使う上で気になるのが、「知り合いや会社の人にバレたらどうしよう」という点。SNS認証やFacebook認証は「身バレ」を防いで安心してアプリを利用するために必要なシステムです。
SNSで認証することで、携帯電話の番号と連携されます。電話帳に保管されている番号の持ち主=知り合いとマッチされないようにでき、なおかつ電話番号で登録することで本人確認もできるのです。
Facebookは友達や職場関係の人と繋がることが多いですよね。SNS認証と同じようにアプリ側がFacebookの友達をチェックし、アプリのマッチングからFacebookの友達をはじいてくれます。
会員からの違反報告機能
自分以外のユーザープロフィールには、「このユーザーを通報する」「ブロックする」などの項目があります。
もし嫌なメッセージをもらったり、ネット上で嫌がらせされたりしたら、該当ユーザーを運営に報告できます。
報告されたユーザーは今後マッチングしなくなったり悪質な場合は登録解除されたりするので、違反報告機能のあるアプリは使いやすいのが特徴です。
一方で違反報告機能があると、自分も規約を守らなければ通報される可能性があるため注意しましょう。
運営側では「通報内容が正しいかどうか」もチェックしますが、知らないうちに他ユーザーに不快感を与えていて、気付けばアカウントが凍結していたケースも可能性がゼロではないので気を付けてくださいね。
アプリ内で不審者を見つけたら報告しよう
先ほど違反報告機能をご紹介しましたが、もしアプリを使っていて不審者に出会ったり業者やサクラが疑われるユーザーを見つけたら違反報告しましょう。
アプリによって違反報告の仕方は異なりますが、大抵の場合ユーザープロフィールから違反報告できます。
相手のプロフィールから「違反報告する」をタップ。すると運営に連絡が行くので、対応を待ちましょう。
違反報告したユーザーと今後マッチングしたくない、アプリ内で鉢合わせたくないときは「非表示・ブロックの設定」を利用するのも一つの手段です。
非表示・ブロックすると、今後一切該当ユーザーとマッチせず、相手からのダイレクトメールなどが送られてきません。
執拗にアプリ外での連絡を求められたり、暴言や嫌がらせを受けたら速やかに運営に報告しましょう。対応を待つ間にブロックすれば、安全にアプリを利用できますよ。
アプリ内のマナーは必ず守ろう
利用規約はよく確認しよう
マッチングアプリを使う上で、必ず守らないといけないのが利用規約です。
アプリによって規約は異なり、違反すると他ユーザーに通報されたり悪質性が認められればアカウントが凍結されたりします。
アプリを楽しむ前に利用規約はよく確認し、違反しないように弁えながら使うようにしましょう。
他ユーザーへは敬語を使おう
敬語は規約とは言いませんが、アプリでマッチングした相手が慣れ慣れしい態度だったり上から目線だったりすると良い気持ちはしませんよね。
マッチング相手が例え年下でも、最初は敬語を使ってやり取りしましょう。相手に与える印象は良くするのに越したことはありません。
頻繁な連絡は避けよう
マッチングしたらメッセージの交換など交流を楽しみたいところですが、返事が返ってこないのに何通もメッセージを送ったりしつこすぎる連絡を取ったりするのはやめておきましょう。
相手にも生活があり、マッチングアプリを常に開いているとは限りません。
マナーを守れないユーザーは報告対象になる可能性も高いうえ、ブロックされると出会いを一つ無駄にしてしまいます。
名前を名乗るようにしよう
マッチングアプリに限らず社会的なマナーとして、アプリで知り合った相手にはまず自分の名前を名乗りましょう。
名乗らず馴れ馴れしい態度で接すると、相手にとって不信感を与えてしまいます。
業者やサクラを疑われることもあるので、注意しておきましょう。
マッチングした直後に誘わない
マッチングしてすぐにデートや会おうと誘うのは、実はNG行為。あまりにもしつこいと運営に違反報告されてしまいます。
デートに誘うのはもちろん構いませんが、まずはアプリ内でやり取りして相手のことをよく知ってからです。
マナーを守り安全にマッチングアプリを楽しみましょう。
まとめ
見知らぬ人と出会うので、マッチングアプリの安全性は気になるところです。ただ、どのアプリも様々な監視システム、徹底したパトロールで安全に利用できるよう整えてあります。
もし不審なユーザーを見つけたら速やかに運営に報告し、嫌な思いをする出来事を減らしましょう。
自分からも規約を確認し、必ず守ることが大切です。たくさんのユーザーが利用しているマッチングアプリなので、お互いに気持ちよく利用できると良いですね。